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令和3年第118回定例会(第6日) 本文 開催日: 2021年06月28日
令和3年第118回定例会(第6日) 名簿 開催日: 2021年06月28日

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  1. 気仙沼市議会 2021-06-28
    令和3年第118回定例会(第6日) 本文 開催日: 2021年06月28日


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    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2021-06-28 令和3年第118回定例会(第6日) 本文 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 133 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 2 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 3 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 4 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 5 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 6 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 7 : ◎総務教育常任委員長三浦由喜君) 選択 8 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 9 : ◎5番(小野寺 修君) 選択 10 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 11 : ◎総務教育常任委員長三浦由喜君) 選択 12 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 13 : ◎5番(小野寺 修君) 選択 14 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 15 : ◎17番(熊谷雅裕君) 選択 16 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 17 : ◎7番(熊谷一平君) 選択 18 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 19 : ◎18番(高橋清男君) 選択 20 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 21 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 22 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 23 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 24 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 25 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 26 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 27 : ◎産業建設常任委員長(村上佳市君) 選択 28 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 29 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 30 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 31 : ◎産業建設常任委員長(村上佳市君) 選択 32 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 33 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 34 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 35 : ◎産業建設常任委員長(村上佳市君) 選択 36 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 37 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 38 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 39 : ◎産業建設常任委員長(村上佳市君) 選択 40 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 41 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 42 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 43 : ◎16番(臼井真人君) 選択 44 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 45 : ◎16番(臼井真人君) 選択 46 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 47 : ◎19番(村上 進君) 選択 48 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 49 : ◎18番(高橋清男君) 選択 50 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 51 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 52 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 53 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 54 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 55 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 56 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 57 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 58 : ◎総合計画基本構想審査特別委員長(熊谷伸一君) 選択 59 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 60 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 61 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 62 : ◎一般会計予算審査特別委員長(小野寺俊朗君) 選択 63 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 64 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 65 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 66 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 67 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 68 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 69 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 70 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 71 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 72 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 73 : ◎総務部長(池田 修君) 選択 74 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 75 : ◎保健福祉部長(小野寺憲一君) 選択 76 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 77 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 78 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 79 : ◎新型コロナウイルスワクチン接種対策室長(佐藤克美君) 選択 80 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 81 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 82 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 83 : ◎新型コロナウイルスワクチン接種対策室長(佐藤克美君) 選択 84 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 85 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 86 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 87 : ◎新型コロナウイルスワクチン接種対策室長(佐藤克美君) 選択 88 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 89 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 90 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 91 : ◎新型コロナウイルスワクチン接種対策室長(佐藤克美君) 選択 92 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 93 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 94 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 95 : ◎新型コロナウイルスワクチン接種対策室長(佐藤克美君) 選択 96 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 97 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 98 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 99 : ◎新型コロナウイルスワクチン接種対策室長(佐藤克美君) 選択 100 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 101 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 102 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 103 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 104 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 105 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 106 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 107 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 108 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 109 : ◎保健福祉部長(小野寺憲一君) 選択 110 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 111 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 112 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 113 : ◎保健福祉部長(小野寺憲一君) 選択 114 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 115 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 116 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 117 : ◎8番(菊田 篤君) 選択 118 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 119 : ◎新型コロナウイルスワクチン接種対策室長(佐藤克美君) 選択 120 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 121 : ◎8番(菊田 篤君) 選択 122 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 123 : ◎保健福祉部長(小野寺憲一君) 選択 124 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 125 : ◎8番(菊田 篤君) 選択 126 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 127 : ◎保健福祉部長(小野寺憲一君) 選択 128 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 129 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 130 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 131 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 132 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 133 : ◎議長(菅原清喜君) ↑ ページの先頭へ 本文 ▼最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:      午前10時00分  開 議 ◎議長(菅原清喜君) ただいまの出席議員数は24名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 2: ◎議長(菅原清喜君) 本日の欠席届出議員及び遅参届出議員はございません。  以上のとおりでありますので御報告いたします。 3: ◎議長(菅原清喜君) 次に、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、22番熊谷伸一君、23番小山和廣君を指名いたします。 4: ◎議長(菅原清喜君) 次に、地方自治法第121条の規定により説明のため出席を求めましたところ、配付の名簿のとおりでございますので御報告いたします。 5: ◎議長(菅原清喜君) 次に、報道機関から写真撮影等の申出があり、議長はこれを許可しておりますので御報告いたします。 6: ◎議長(菅原清喜君) これより、各常任委員会及び各特別委員会に付託しておりました議案について、審査の経過及び結果の報告を求めます。  初めに、総務教育常任委員長の報告を求めます。総務教育常任委員長三浦由喜君。 7: ◎総務教育常任委員長三浦由喜君) 本議会において、総務教育常任委員会に付託されました議案について、その審査の結果を御報告いたします。  ○議案第15号 字の区域の変更について は、当局より説明を徴し、審査の結果、原案を可決すべきものと決しました。  ○議案第31号 財産の取得について は、当局より説明を徴し、審査の結果、同意すべきものと決しました。  ○議案第32号 財産の無償貸付けについて  ○議案第33号 財産の無償貸付けについて 及び  ○議案第34号 気仙沼市復興産業集積区域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例制定について は、当局より説明を徴し、審査の結果、いずれも原案を可決すべきものと決しました。  ○議案第37号 気仙沼市立学校の設置に関する条例の一部を改正する条例制定について は、当局より説明を徴し、学校統合に係る大島中学校区地域懇談会での結論についてを論点として委員の自由討議を行い、審査の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。  以上のとおりでありますので御報告いたします。 8: ◎議長(菅原清喜君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。5番小野寺 修君。 9: ◎5番(小野寺 修君) 議案審議の折、統合について子供たちに学校がどのように説明をしたか、そしてまた子供たちの意見、期待とか不安とかどのような形で聴取したかについて、委員会へ説明をするようにということで求めたところでありましたが、そのことについていかがな状況でありましたか。
    10: ◎議長(菅原清喜君) 総務教育常任委員長三浦由喜君。 11: ◎総務教育常任委員長三浦由喜君) 6月17日の議案審議の際に、小野寺議員の質疑の中で、統合校の生徒への統合決定のインフォメーション等について、総務教育常任委員会のほうに報告することとなっておりました。総務教育常任委員会において三浦教育部長より報告がありましたので、その内容についてお話しいたします。  大島中学校及び鹿折中学校長から聞き取りしました内容を報告いたします。  まず、大島中学校ですが、統合の考え方、伝わり方ですが、始業式で2、3年生に統合予定、議決後正式に統合になると伝えたということです。その後、1年生にも同様に伝わっています。PTAは全員知っているということです。生徒の様子については、今後の両校間の交流会を楽しみにしているようです。生徒から不安の声はないし、保護者からも上げられていないということです。  次、鹿折中学校ですが、伝わり方については、5月連休明けに朝会で生徒に統合予定と話をしたということです。その後は、大島中学校がメディアに取り上げられた後に、統合予定として何度も話をしている。PTA役員会には4月初め、学年PTAには6月13日に統合予定と話をしているということです。生徒の様子については、生徒は大島中学校生徒を受け入れやすい雰囲気づくりに努めていると、一緒になるという気持ちが大きく、不安の声はない。両校とも議会の議決後、生徒に正式に統合することを伝える予定。その際には、統合に係る不安や心配事などがあれば相談するように生徒に話す予定ということです。  生徒間交流については、昨日、中体連の陸上競技大会の後には両校で記念撮影をしたり、6月25日は鹿折中の防災学習に大島中の1、2年生が参加。今後は7月7日には、鹿折中学校の文化祭に大島中生徒が参加して、大島中学校生徒は島中ソーランを披露する。7月8日には、大島中学校の小田の浜清掃、漂着物調査に鹿折中学校の生徒が参加。10月23日には、大島中学校の文化祭に鹿折中学校生徒が参加。このほかにも生徒会間交流を実施する方向で考えている。これについては、生徒自身が計画をする予定ということです。  それから、閉校記念関係ですが、大島中学校PTAや地域が計画し実施を進めているということです。閉校記念事業について、先日のPTAの話合いの中で、事業の分担、2つの部会の係決めまで既に終わっていたということです。  そのほかといたしまして、部活動ですが、鹿折中学校の部活動の男子バスケットボール部に大島中の生徒が参加している。また、保護者間交流については、保護者同士の交流を現在企画している。今後、企画していく予定ということです。教職員交流については、両校教職員が互いに授業を参観し話し合うなどの研修会を計画しております。両校の教員間の温度差をつくらないようにしながら、統合に向けた準備をしていくことを両校間で確認しているということで、両校の校長から確認が取れましたので報告いたします、ということであります。  以上のとおりです。 12: ◎議長(菅原清喜君) 5番小野寺 修君。 13: ◎5番(小野寺 修君) 冒頭、議案第37号と申し上げるところを議案第15号と申し上げましたので、訂正方お願いいたします。  今、委員長からお聞きしました。私もその資料を見せてもらったんですが、子供たちには朝礼等で説明したということ、あるいはPTAを通じてという形だと思うんです。ただ、子供たちの期待とか不安とかを明確に聞いていない、あるいは聞く場所を持てなかったんじゃないかと取っております。このことは地域の議員として、しっかりした確認をしないで進めてまいりました私自身にも大きな責任があると考えたところであります。御審査ありがとうございました。御苦労さまでした。 14: ◎議長(菅原清喜君) ほかにありませんか。(「なし」の声あり)これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。17番熊谷雅裕君。 15: ◎17番(熊谷雅裕君) 私は、議案第37号気仙沼市立学校の設置に関する条例の一部を改正する条例制定について、反対の立場で討論いたします。  この議案は、大島中を鹿折中に統合する議案です。私は、以前より気仙沼市義務教育環境整備計画を見直すべきと主張してきました。現計画は平成24年に答申が出されましたが、計画どおりに進まず、生徒数のさらなる減少が続き、震災直後の混乱期に出された答申が現状と大きく乖離したものとなりました。そして、この計画は本年4月に完了予定でしたが、達成されませんでした。  計画第3段階の目的は、適正規模、適正配置ですが、大島中と鹿折中が統合しても適正規模にはなりません。適正配置においても、歴史、文化、地域性を無視した大谷中と階上中の統合は頓挫しました。9年前の答申が現状にそぐわなくとも、かたくなにその答申に沿った統合を推し進める教育委員会は、児童・生徒の教育環境を整備しているとは思えません。適正規模にならない一時しのぎの統合を進める一方、反対意見が強固な学校は統合を見合わせるなど、整備計画に一貫した方針があるとは思えません。  前議会の答弁において、本市における生徒数の減少推移を考えますと、現計画の後、適正規模を主眼とした新たな計画を視野に入れなければならずと答えています。現計画の第3段階は適正規模を主眼とした計画ではなかったのか。そして、現計画を終えてから次の統合を考えるとのことですが、地域の同意を得てとの言い訳だけで、それがいつ終わるのか明言できずにいます。  現計画はとうに破綻しています。それにもかかわらず、教育委員会は現計画の遂行を言い続けています。義務教育の教育方針は、教えから学びに大きく変わるといいます。ところが、それを指導する教育委員会は、破綻した現状を認識しようとせず、新たな計画を立てようとはしません。児童・生徒数が大きく減少していくこれからを直視せず、ただ9年前の答申にしがみつき、それを遂行するだけの組織になっています。そこに学びはありません。  本市の小・中学校は、全国学力調査において全ての科目で全国平均を下回り、そして不登校者数が年々増加しています。これは本市の教育環境が整備されていないあかしです。大島中と鹿折中の統合は、この議会において可決されれば来年4月に統合となります。統合しても勉学に励み、有意義で楽しい学校生活を送ってほしいと願っています。ですが、適正規模にならない統合によって、教員配置やクラブ活動に支障が出ます。  私は大島の子供たちに、そして市内の子供たち全てに、よりよい教育環境を与えるべきだと考えます。教育委員会はその努力と対策を怠っており、存在そのものが問われます。  教育環境整備計画の目的は、本市の児童・生徒の学力向上を図り、不登校者をなくし、切磋琢磨して社会性を磨き、伸び伸びと学校生活を送る環境を整備するのが本義です。この議案を認めることは、その目的を見失い、9年前の誤った答申を改めることなく、計画遂行能力と現状認識に欠け、新しい計画を立案できない教育委員会を認めることと同義になります。よって、第37号議案に私は賛成できません。  以上をもって反対討論といたします。 16: ◎議長(菅原清喜君) 次に、賛成討論の発言を許可いたします。7番熊谷一平君。 17: ◎7番(熊谷一平君) 議案第37号気仙沼市立学校の設置に関する条例の一部を改正する条例制定について、これに関し、私は賛成の立場で討論させていただきます。  ただいまの反対討論の主張は、到底容認できるものではありません。理由は次の3点です。  1点目は、統合計画そのものに反対であるということを理由とする点です。本案は、両校の統合の是非を問うものでもありませんし、ましてや統合計画の是非を問うものではありません。統合計画の是非は、ほかのしかるべき場において問われるべきものです。  2点目は、既に議決された学校統合関連予算を含む議案第41号の一般会計補正予算案において、ただ1人の反対もなく全会一致で可決となった点です。本案に反対でありながら、関連する予算案には賛成であることは大いなる矛盾であり、一貫性を欠いた場当たり的な主張であると言わざるを得ません。  3点目は、地域の意見を受け入れるとしながらも、いたずらに反対を唱える点です。このことは当事者の皆様を混乱させ不安にさせるとともに、市民が学校統合に関する認識を誤る危険性があり、市民を代表する議員の一人として見過ごすことができません。  以上から、この反対討論は本案の本質から外れるとともに、関連議案との整合性を欠き、市民に不安と誤解を与える誤った主張であると断ずるよりありません。  では、本案の本質とは何でしょうか。本案の本質は、行政手続です。統合の是非については、大島中、鹿折中、両校の保護者、両地域の皆様の合意をもって既に決しております。本案はその合意に基づき統合を進め、よりよい学校づくりを後押しするための手続の一環として議会の議決を要するものです。しかしながら、本案を議決することは、単なる行政手続を進めるためのものではありません。来年、令和4年4月1日をもって、歴史と伝統ある大島中学校の校名を本市の条例から削除することの重さを感じながら、その責任を負う覚悟をもってする議決であると私は考えております。  議会には、小・中学校の統合に関して直接その是非を決める権限はありません。説明会に出席したり、保護者、教員、地域の方々の声に耳を傾けたり、一般質問の場において是非を問うたり、関連議案を議決することはできても、統合そのものを決定することはできません。このたびの学校統合に対し私どもにできることは、大島と鹿折、両地区の皆様の決断を尊重し、後押ししていくことです。合意の中には全面的な賛意だけでなく、反対の立場にありながらも、子供たちや地域の将来のために下した苦渋の賛意もあることでしょう。また、最後まで反対という思いもあったことでしょう。そうした複雑で様々な思いがめぐった末に下された重い決断であるからこそ、その決断に応え、今後の新たな学校づくりがよりよい方向に向かうよう手続を進めることが、議会の責務であると私は固く信じております。  この議決は、私ども議会が大島と鹿折、両地区の皆様の思いを受け止め、これからもその思いに寄り添っていくことを示すための議決であり、両地区の未来のための議決です。議員の皆様におかれましては、何とぞ御賛同くださいますようお願い申し上げまして、私の賛成討論といたします。  御清聴ありがとうございました。 18: ◎議長(菅原清喜君) 次に、反対討論の発言を許可します。(「なし」の声あり)  次に、賛成討論の発言を許可します。(「なし」の声あり)  これにて討論を終結いたします。(「議長、議事進行」の声あり)18番高橋清男君。 19: ◎18番(高橋清男君) 討論が済み次第、私、議事進行をかけようと思っていたんですけれども、7番の熊谷議員の発言でちょっと気になったことがあるんですね。議会というのは、行政手続のための議決じゃないんですよ。熊谷議員は行政マン上がりだから、そういうふうに思うか知らないけれども、議会というのは行政であろうが何であろうが、議員間で住民の声を声としながら将来の気仙沼市の地域づくりのために自分の判断と、それから自分を支持してくれた方々のために議決するので、行政手続のための議決ではない。  これは私は熊谷議員に、間違いという表現までは強いかと思うんですが、ちょっとこの考え方はおかしいかなと思うので、その辺をもし熊谷議員がそういうことであるかどうか分かりませんが、もしあれだったらこの文言を削除していただきたいなと私は思うんですが。議会というのは行政手続のための議決ではないんです。何度も行政手続のための議決という話をしましたので、議会はそうでないと、私はずっとそういうつもりで議員活動をしてきたつもりであります。ひとつその辺、熊谷議員と私の問題であろうかなかろうか分かりませんけれども、やっぱりこれは議会というものに対する物の見方、考え方、基本的な考え方、ちょっと私とずれたもんですから、老婆心ながら今、言い方は悪いんですが、議事進行でお話ししてみたんですが。熊谷議員のほうでどう考えますかね。ひとつよろしく取り計らいを願いたいと思います。 20: ◎議長(菅原清喜君) ありがとうございます。今後、私と熊谷一平議員と精査いたしまして、それで今の高橋清男議員の発言を加味しながら進めていきたいと思いますが、よろしいですか。(「議事進行」の声あり)9番秋山善治郎君。 21: ◎9番(秋山善治郎君) 今、議長は熊谷議員と議長の間で精査するという話をされましたけれども、どのような形で精査されるかというのが分からないままそれを認めるというわけにはいかないと思いますので、ここは1回止めて、その部分について少し調査してから、その精査の仕方について示してから、次に進んでいただきたいと思います。議長、いかがでしょうか。 22: ◎議長(菅原清喜君) 分かりました。  暫時休憩いたします。      午前10時26分  休 憩 ───────────────────────────────────────────      午前10時33分  再 開 23: ◎議長(菅原清喜君) 再開いたします。  休憩前に引き続き会議を開きます。  先ほど18番高橋清男議員から議事進行がありまして、熊谷一平議員の賛成討論が少しおかしいんじゃないか、削除するべきところがあるんじゃないかという御意見をいただきましたが、私としてもお話をした結果、削除するべきではない、そのままいくと。そして、あくまで熊谷一平議員の個人の考えで賛成討論をしたということで、私もそのようにしたいと思います。よろしいですか。  秋山議員の議事進行は、その辺を正確にしてほしいということだったと思いますので、今私が高橋清男議員に話したとおりのことでございますので、御了解いただけますか。  それでは、次に行きます。  これより採決いたします。ただいまの委員長報告のうち、反対がありました議案第37号気仙沼市立学校の設置に関する条例の一部を改正する条例制定については、公の施設のうち条例で定める特に重要な公の施設を廃止するものであることから、地方自治法第244条の2第2項の規定により、議会において出席議員の3分の2以上の者の同意を必要といたします。このことから、議案第37号を先議し、起立による採決をいたします。  ただいまの出席議員数は24名であります。その3分の2は16名であります。  議案第37号について、総務教育常任委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。      (賛成者起立) 24: ◎議長(菅原清喜君) 御着席ください。  ただいまの起立者は23名であります。よって、議案第37号は委員長報告のとおり決しました。  次に、その他の議案について採決いたします。ただいまの総務教育常任委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 25: ◎議長(菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、委員長報告のとおり決しました。 26: ◎議長(菅原清喜君) 次に、産業建設常任委員長の報告を求めます。産業建設常任委員長村上佳市君。 27: ◎産業建設常任委員長(村上佳市君) 本議会において、当委員会に付託されました議案について、その審査の結果を御報告いたします。  ○議案第17号 市道川口町五駄鱈線の路線廃止について は、当局より説明を徴し、審査の結果、同意すべきものと決しました。  ○議案第18号 市道潮見町五駄鱈線の路線認定について 及び  ○議案第19号 市道老松赤岩港2号線外2路線の路線認定について は、当局より説明を徴し、審査の結果、いずれも認定すべきものと決しました。  ○議案第20号 市道老松赤岩港線の路線廃止について は、当局より説明を徴し、審査の結果、同意すべきものと決しました。  ○議案第21号 市道赤岩港6号線の路線認定について は、当局より説明を徴し、審査の結果、認定すべきものと決しました。  ○議案第22号 市道潮見町内の脇線外11路線の路線廃止について は、当局より説明を徴し、審査の結果、同意すべきものと決しました。  ○議案第23号 市道潮見町8号線の路線認定について は、当局より説明を徴し、審査の結果、認定すべきものと決しました。  ○議案第24号 市道本町川口町線の路線変更について 及び  ○議案第25号 市道川口町13号線外1路線の路線変更について は、当局より説明を徴し、審査の結果、いずれも同意すべきものと決しました。  ○議案第26号 市道川口町16号線外1路線の路線認定について は、当局より説明を徴し、審査の結果、認定すべきものと決しました。  ○議案第27号 23年災第5760号要害漁港海岸要害防潮堤外災害復旧工事(その2)請負契約に係る変更契約の締結について  ○議案第28号 滝浜(唐桑)漁港海岸保全施設整備事業防潮堤整備工事請負契約に係る変更契約の締結について  ○議案第29号 大谷漁港海岸保全施設整備事業防潮堤整備工事請負契約に係る変更契約の締結について 及び  ○議案第30号 蔵内漁港海岸保全施設整備事業防潮堤整備工事請負契約に係る変更契約の締結について は、当局より説明を徴し、審査の結果、いずれも同意すべきものと決しました。  ○議案第35号 気仙沼市内湾地区駐車場条例の一部を改正する条例制定について 及び  ○議案第36号 気仙沼市営住宅条例の一部を改正する条例制定について は、当局より説明を徴し、審査の結果、いずれも原案を可決すべきものと決しました。  ○議案第38号 気仙沼市給水条例の一部を改正する条例制定について は、当局より説明を徴し、改定の時期について及び附則の表記が適正かどうかについてを論点として、議員の自由討議を行い、その後、附則の削除についての修正案が提出され、修正案について採決を行った結果、賛成少数により否決。次に、原案について採決を行った結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。  ○議案第39号 気仙沼市簡易水道事業給水条例の一部を改正する条例制定について は、当局より説明を徴し、その後、附則の削除についての修正案が提出され、修正案について採決を行った結果、賛成少数により否決。次に、原案について採決を行った結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。  ○議案第40号 気仙沼市海水浴場シャワー施設条例制定について  ○議案第42号 令和3年度気仙沼市水道事業会計補正予算 及び  ○議案第43号 令和3年度気仙沼市簡易水道事業会計補正予算 は、当局より説明を徴し、審査の結果、いずれも原案を可決すべきものと決しました。  以上のとおりでありますので御報告いたします。 28: ◎議長(菅原清喜君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。9番秋山善治郎君。 29: ◎9番(秋山善治郎君) 委員長にお伺いしたいと思います。  この委員会での審査状況について、私もちょっと傍聴してたんですね。全然分からないわけではないんですが、ただ委員会の中でちょっと分からないところがあったのでお伺いしたいと思います。  それは、この議案第39号並びに第39号に関係して、全国市議会議長会への問合せをしたんだと思いますけれども、その問合せ内容はどういう内容で問合せしたのか。そして、その問合せ内容に対してどういう回答があったのか。明確にしておいたほうがいいと思うので、詳細について御報告をお願いしたいと思います。 30: ◎議長(菅原清喜君) 産業建設常任委員長村上佳市君。 31: ◎産業建設常任委員長(村上佳市君) 秋山議員にお答えいたします。  多分今質問の中で、議案第39号ということだったんですけれども、議案第38号の審査の過程で条例の文言として、見直し条項を入れることが適当か適当でないかということを全国市議会議長会に電話で確認した結果、見直し条項については国や自治体の議案でも見受けられるものであり、水道料金は変更があるのが社会通念上考えられ、条項は各自治体の判断によるものであって、記載することに問題はないという回答をいただきました。  以上でございます。 32: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 33: ◎9番(秋山善治郎君) 回答は分かりました。問合せした内容をもう一度確認したいんですけれども、それは見直し条項を入れることについてのみだったんですか。見直し条項の内容については踏み込んでなかったのかどうか、もう一度確認したいと思います。 34: ◎議長(菅原清喜君) 産業建設常任委員長村上佳市君。 35: ◎産業建設常任委員長(村上佳市君) 見直し条項を入れることについての確認であったと思います。確認です。 36: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 37: ◎9番(秋山善治郎君) 特にこの問合せをする場合は、通常ですと文書での問合せをして文書での回答というのが通常なんです。今回の場合は時間が少ないということで口頭での問合せになったんだと思いますけれども、その問合せした内容についてしっかりとした形で記録として残しておく必要があると思うので、改めてその文言についてもう一度、どういう形で問合せしたか確認したいと思います。 38: ◎議長(菅原清喜君) 産業建設常任委員長村上佳市君。 39: ◎産業建設常任委員長(村上佳市君) 改めて申し上げます。全国市議会議長会に電話で確認した結果でございます。見直し条項については、国や自治体の議案でも見受けられるものであり、水道料金は変更があるのが社会通念上考えられ、条項は各自治体の判断によるものであり、記載することに間違いはないという回答でございます。
    40: ◎議長(菅原清喜君) よろしいですか。(「なし」の声あり)これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。9番秋山善治郎君。 41: ◎9番(秋山善治郎君) 私は、議案第38号気仙沼市給水条例の一部を改正する条例制定について並びに議案第39号気仙沼市簡易水道給水条例の一部を改正する条例制定について、議案第42号令和3年度気仙沼市水道事業会計補正予算について、反対の立場で討論いたします。  今般の条例改正は、新月ダムを当てにした取水が不可能になったことから、17年前から始まった水源開発事業の莫大な設備投資が経営を圧迫したことによるものであります。暫定水利権という耳慣れない建議に右往左往しなければならなかった気仙沼市の置かれた悲哀でもあります。その前提があったとしても、今般の条例改正の附則に、令和8年4月以後の月分として徴収する水道料金は、水道事業の健全な経営と安定給水の確保等の動向を勘案し、必要に応じて見直しを行うものとの条項があることです。  今般の改正では、今年の秋の値上げと来年の春の値上げに続き、5年後の見直しを、つまり市長選挙でいえば、次の次の市長は見直しをしなければ条例違反者になる仕組みをつくり上げる条例になっていることであります。このような将来に見直しを規定する例が全国で2つの例があるとのことでありますが、その中で最も悪い3例目を当市の条例で制定することになります。企業の経営方針できちんと定め、誠実に実行すればよいことを条例に書き込み強制力を持たせる手法は、地方自治の在り方としてふさわしくないことであります。  今般の条例制定について取下げしてでも再考すべき内容であることを指摘して、反対討論といたします。 42: ◎議長(菅原清喜君) 次に、賛成討論の発言を許可いたします。16番臼井真人君。(「議案38と39、別でいいんでしょう」の声あり)はい。(「38で」の声あり)はい、38。 43: ◎16番(臼井真人君) 議案第38号気仙沼市給水条例の一部を改正する条例制定に賛成の立場で討論いたします。  本市の水道事業は、市町合併により旧気仙沼市、旧唐桑町及び旧本吉町それぞれの水道施設を一体とした事業経営となり、その際には料金水準の低い旧気仙沼市の料金体制に合わせる調整が行われました。この間、料金改定はなされず、事業収益で積み立ててきた資金を取り崩しながら事業が継続されています。  そうした中で、平成29年には日本水道協会に委託して経営診断を実施され、平成30年には監査法人トーマツ監修の下、水道事業経営戦略が策定され、平成31年度から令和10年度までの計画期間の中でも厳しい資金見通しが示されております。さらに、令和2年度には二度にわたって工事請負契約時に資金が底をつき、工事前渡金を一般会計から一時借入れするという、公営企業の独立採算の原則が守れない事態となっています。  なお、今回附則において、令和8年4月以降の水道料金は必要に応じて見直しを行うとの規定が、条例の規定内容としてそぐわないとの議論もありましたが、他自治体でも同様の事例が見受けられ、法制上問題ないことは常任委員会の審議の中でも確認しております。  以上のような観点から、水道事業の健全な経営と安定給水の確保のため、今回の水道料金の改定、また令和8年4月の必要に応じての見直しについては考えを同じくすることから、議案第38号に賛成するものであります。 44: ◎議長(菅原清喜君) 次に、反対討論の発言を許可します。(「なし」の声あり)  次に、賛成討論の発言を許可します。(「なし」の声あり)これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。ただいまの委員長報告のうち、議案第38号及び……(「すみません、議長、39号も賛成討論します」の声あり)  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 45: ◎16番(臼井真人君) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(「議事進行」の声あり) 46: ◎議長(菅原清喜君) 19番村上 進君。 47: ◎19番(村上 進君) 確認しますが、討論終結宣告をなさった後の討論の取扱いの見解をお示しください。 48: ◎議長(菅原清喜君) では、もとい。改めて39号の賛成討論をお願いします。(「議長、議事進行」の声あり)はい、どうぞ。 49: ◎18番(高橋清男君) 今、19番から議事進行あって、議長、またそういう発言するとね、何かの上塗りになるからやめてください。1回、私もずっと聞いていて、議長は討論の終結を宣告したんですよ。だから、普通、議案説明とか何かならもといもかけられるけれども、やっぱり討論は大事な話じゃないですか。やっぱり1回終結した以上は、誠に失礼だけれども、16番に31号の討論をさせる必要は私はないと思います。そして、また休憩の休憩ね、今、反対討論と賛成討論をやってますけれども、これが全体から見て表決はあまり変わりないように私がそう思うんですよね。ですから、そういうのも議長が頭の中に置いて判断して、やっぱり1回終結した討論をまたさせるというのはまずいと思いますので、そこはもう一回元に戻してやり直してくださいよ。議事進行ですから、ひとつ取扱い丁寧にやってください。 50: ◎議長(菅原清喜君) ありがとうございます。それでは立憲の村上 進議員、私もといと言いましたが、それもまたもといで、このまま進めたいと思いますので御了承いただけますか。9番秋山善治郎議員。 51: ◎9番(秋山善治郎君) 議長が討論を終結した以降の部分は、議事は全部カットするということですよ。そういうことでよろしいですか。 52: ◎議長(菅原清喜君) 反対討論をして、そして賛成討論のときに、その前に終結しましたので、削除となります。賛成討論の後からの臼井議員の賛成討論は削除したいと思います。(「そこをちゃんと議員諸公から全部承認をもらって、お1人でも反対したら削除できないから、全員から確認して削除してください」の声あり)  皆さんにお諮りいたします。私のほうで1回締めまして、それから臼井議員が急遽39号と言ったので私は討論を許可しましたが、しかし1回締めると言っている以上、臼井議員の39号の賛成討論は削除したい、そのように思いますが、議員諸氏はどのように考えますか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 53: ◎議長(菅原清喜君) よろしいですか。ありがとうございます。  それでは、改めて、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。ただいまの委員長報告のうち、議案第38号、議案第39号、議案第42号は反対がありますので、これを先議し、起立による採決をいたします。  初めに、議案第38号について採決いたします。議案第38号気仙沼市給水条例の一部を改正する条例制定については、産業建設常任委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。      (賛成者起立) 54: ◎議長(菅原清喜君) 着席ください。  起立多数であります。よって、議案第38号は委員長報告のとおり決しました。  次に、議案第39号について採決いたします。議案第39号気仙沼市簡易水道事業給水条例の一部を改正する条例制定については、産業建設常任委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。      (賛成者起立) 55: ◎議長(菅原清喜君) 御着席ください。  起立多数であります。よって、議案第39号は委員長報告のとおり決しました。  次に、議案第42号令和3年度気仙沼市水道事業会計補正予算は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。      (賛成者起立) 56: ◎議長(菅原清喜君) お座りください。  起立多数であります。よって、議案第42号は委員長報告のとおり決しました。  次に、その他の議案について採決いたします。ただいまの産業建設常任委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 57: ◎議長(菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、委員長報告のとおり決しました。  次に、総合計画基本構想審査特別委員長の報告を求めます。総合計画基本構想審査特別委員長熊谷伸一君。 58: ◎総合計画基本構想審査特別委員長(熊谷伸一君) 本議会において、当委員会に付託されました議案について、その審査の結果を御報告いたします。  ○議案第16号 第2次気仙沼市総合計画基本構想の改定について は、当局より説明を徴し、審査の結果、原案を可決すべきものと決しました。  以上のとおりでありますので御報告いたします。 59: ◎議長(菅原清喜君) お諮りいたします。ただいまの特別委員長の報告に対する質疑は省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 60: ◎議長(菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を省略することに決しました。  これより討論に入ります。(「なし」の声あり)これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。ただいまの総合計画基本構想審査特別委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 61: ◎議長(菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、特別委員長報告のとおり決しました。  次に、一般会計予算審査特別委員長の報告を求めます。一般会計予算審査特別委員長小野寺俊朗君。 62: ◎一般会計予算審査特別委員長(小野寺俊朗君) 本議会において、当委員会に付託されました議案について、その審査の結果を御報告いたします。  ○議案第41号 令和3年度気仙沼市一般会計補正予算 は、当局より説明を徴し、審査の結果、原案を可決すべきものと決しました。  以上のとおりでありますので御報告いたします。 63: ◎議長(菅原清喜君) お諮りいたします。ただいまの特別委員長の報告に対する質疑は省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 64: ◎議長(菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、質疑は省略することに決しました。  これより討論に入ります。(「なし」の声あり)これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。ただいまの一般会計予算審査特別委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 65: ◎議長(菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、特別委員長報告のとおり決しました。 66: ◎議長(菅原清喜君) 次に、議案の上程でありますが、議案第44号の1か件を上程いたします。     ○議案第44号 令和3年度気仙沼市一般会計補正予算 67: ◎議長(菅原清喜君) 提案理由の説明を求めます。市長菅原 茂君。 68: ◎市長(菅原 茂君) 本議会に追加議案を提案し御審議をお願いするに当たり、その概要について御説明申し上げます。  議案第44号の令和3年度気仙沼市一般会計補正予算については、歳入歳出予算にそれぞれ4億7,377万1,000円を追加し、予算総額を444億1,745万円とするものであります。  今回の補正は、新型コロナウイルス感染症対応に係る事業について措置するものであります。その内容ですが、65歳以上の方向けのワクチン接種について、完了時期を7月末に前倒しする新型コロナウイルスワクチン接種事業として4億6,700万円、感染症による影響の長期化に伴い総合支援資金の再貸付けを終了した、または再貸付けについて不承認となったことでさらなる貸付けを利用できない世帯の自立を支援する新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金支給事業として、677万1,000円を計上しております。  歳入については、国庫支出金4億7,377万1,000円を追加するものであります。  以上、提出議案について御説明申し上げましたが、御審議の上、御賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。 69: ◎議長(菅原清喜君) 議案精読並びに議場内換気のため、暫時休憩いたします。  再開を午前11時20分といたします。      午前11時03分  休 憩 ───────────────────────────────────────────      午前11時20分  再 開 70: ◎議長(菅原清喜君) 再開いたします。  休憩前に引き続き会議を開きます。  これより議案の審議に入ります。  議案第44号令和3年度気仙沼市一般会計補正予算を議題といたします。     ○議案第44号 令和3年度気仙沼市一般会計補正予算 71: ◎議長(菅原清喜君) お諮りいたします。本案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 72: ◎議長(菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、議案第44号は委員会の付託を省略することに決しました。  補足説明を求めます。総務部長池田 修君。 73: ◎総務部長(池田 修君) それでは、議案第44号令和3年度気仙沼市一般会計補正予算について補足説明を申し上げます。  一般会計補正予算書の1ページをお開き願います。  本案は、歳入歳出にそれぞれ4億7,377万1,000円を追加し、予算総額を444億1,745万円とするものであります。全て新型コロナウイルス感染症対策に係るものであります。  8、9ページをお開き願います。  歳出について御説明を申し上げます。補正額のみ申し上げます。  第3款民生費1項社会福祉費1目社会福祉総務費677万1,000円は、説明資料1ページの新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金支給事業に内容を記載しております。  予算書の10、11ページをお開き願います。  第4款衛生費1項保健衛生費2目予防費4億6,700万円は、説明資料2ページの新型コロナウイルスワクチン接種事業に内容を記載しております。  以上が歳出予算であります。
     続きまして、歳入について御説明いたします。恐れ入ります、予算書の6、7ページにお戻り願います。補正額のみ申し上げます。  第15款国庫支出金2項国庫補助金4億7,377万1,000円、2目民生費国庫補助金677万1,000円、3目衛生費国庫補助金4億6,700万円、以上が歳入予算でございます。  予算についての説明は以上でありますが、ワクチン接種等につきましての状況につきましては、小野寺保健福祉部長から御説明申し上げます。 74: ◎議長(菅原清喜君) 保健福祉部長小野寺憲一君。 75: ◎保健福祉部長(小野寺憲一君) それでは、本日追加で補正予算をお願いするに当たり、コロナウイルスワクチン接種の関係についての予算もございますので、現在の状況について御報告させていただきたいと思います。  まず、65歳以上の集団接種あるいは個別接種等の予約状況でありますが、既に65歳以上の対象者の90%以上の予約をいただいている状況でございます。  次に、集団接種の関係でありますが、集団接種につきましては昨日まで1万9,271人の予約をいただいておりまして、昨日まで1回目の接種済み者が約87%、集団接種の予約をいただいた方の中で87%の方の1回目の接種が終了いたしております。2回目の接種については、集団接種の予約をいただいた方の約38%が2回目の接種を終えているということであります。  スムーズな接種が進んでおりまして、今後65歳以上については7月末までに予約をいただいた方々の全てが2回目の接種を終えるようにということで、今進めているところでございます。  次に、65歳未満のワクチン接種に関して、状況を御報告させていただきたいと思います。本日お配りしております議案第44号参考資料(1)を御覧いただきたいと思います。先週6月22日に記者会見で発表させていただきました内容ということになります。65歳未満の新型コロナウイルスワクチン接種についてであります。  65歳未満における新型コロナウイルスワクチンの接種券でありますが、今月30日に今年度満12歳の中で、全員ではないのですが対象となる方から、64歳となる方々を対象に送付をいたします。こちらについては接種が始まるまで大切に保管をしていただきたいと思います。  そのワクチン接種についてですが、必要なワクチン供給量の一部しか国から示されておりませんので、今回本市においては65歳未満分として7月に配分されることが既に確定しております量4,680人分掛ける2回分ということになりますが、こちらはファイザー製のワクチンでありますが、この4,680人分を基にまずは60歳から64歳の方を対象に受付をいたします。それ以外の年代、60歳未満の方々については、今後の供給を踏まえ御案内をしてまいります。その際に基礎疾患を有する方の予約の優先等について、検討してまいる予定であります。  今回予約を受けます60歳から64歳については、基礎疾患のある方、ない方全て含めまして、一律に7月5日を受付開始日とし、7月11日日曜日を接種開始日といたします。受付方法については、インターネット、スマートフォンを中心とし、不慣れな方あるいはその環境が整っていない方向けに市役所、各公民館等における窓口支援、そしてコールセンターによる電話受付も対応いたしたいと考えてございます。  なお、一部の市内医療機関で行っております個別接種についても、基本的に集団接種に準じた取扱いということになります。また、65歳以上のワクチン接種については、冒頭申し上げましたとおり、受付状況が90%を超えてほぼ横ばいの状態であります。追加で受付がどんどん入ってきているという状況ではございません。そのことから空き枠が生じております。  このワクチンを利用いたしまして、感染時の重症化リスクや影響度を考慮し、高齢者施設従事者、訪問介護等の従事者、保育所、幼稚園関係者、学校関係者、民生委員児童委員、警察関係者等の希望者に順次接種をいたしてまいりたいと思っておりまして、関係先には既に本市から連絡を差し上げておるところでございます。  1ページの下ですが、補足として書いてあります1番目、65歳未満の受付方法は今お話ししたとおりでありますが、今年度満60から64歳となる方は約4,500人ということで、さきに説明をいたしました今確保されている4,680人分のワクチンで間に合う方ということになります。  2ページに参りますが、窓口支援の状況とかコールセンター、予約方法については1ページの下から書いてありますが、インターネット、スマートフォン、そして2ページに窓口支援、コールセンターの状況を記載をいたしております。  2番として、7月中の集団接種会場、この60歳から64歳までの方については、別紙1で3ページ、4ページにその集団接種会場のスケジュールを記載いたしております。気仙沼地域にありましては、ケー・ウエーブとすこやかを会場に1回目接種、7月11日から7月18日までの設定、唐桑地域に関しては燦さん館を会場に7月11日に、そして4ページになりますが本吉地域におきましては、いこいを会場に1回目接種7月13日から7月20日という設定をさせていただいております。  2ページにお戻りいただきまして、3の65歳以上の予約状況と各会場の空き数ということで、先ほど御説明したとおりでございます。  4としてその他でありますが、東北大学ワクチン接種センターという大規模接種会場、仙台市を会場に運営をしておりますが、こちらが県民全域を対象に接種を受け付けますということになりましたので、そちらについては別紙2として、5ページに宮城県が6月21日に発表いたしました記者発表資料を載せております。東北大学ワクチン接種センター、仙台駅東口のヨドバシカメラマルチメディア仙台4階で行っている大規模接種であります。ワクチンはモデルナ製を使っておりますので、1回目と2回目の間隔がこちらは4週間という形になります。広く県民からの予約を受けるということとしておりますが、条件としては市町村からの接種券が配られていることと、御自身で来場が可能な方という条件がついております。  予約は本日12時から電話予約がスタートいたしますが、本市の接種券は30日からの発送ということになりますので、まだ手元に届いていない形になりますが、ネット予約については7月3日からということでお話を伺っておりますので、届いて7月3日からのネット予約には間に合うかなと、こういう形で接種券はお配りをさせていただきたいと思っております。  また、本日つけております議案第44号参考資料の2ですが、60歳から64歳の方対象のワクチン接種予約受付を開始しますという文章を添付いたしております。先ほど今月30日に接種券については皆さんにお配りするということをお話をいたしましたが、60歳から64歳の方については、本日添付しております文書を別送で各対象者に郵送させていただくということとなりますので、60歳から64歳については接種券とこの御案内文書がそれぞれ郵送で届くということになりますので、そういった形で予約、そして接種を進めてまいりたいと思ってございます。  私からは以上でございます。 76: ◎議長(菅原清喜君) これより質疑に入ります。ありませんか。9番秋山善治郎君。 77: ◎9番(秋山善治郎君) 幾つかお伺いします。  まず、予算説明資料の2ページに65歳以上の方についての記述がありますけれども、この中の説明には入っていないけれども、60歳から64歳の方もこの予算の中に入るということでよろしいんですね。 78: ◎議長(菅原清喜君) 健康増進課副参事兼新型コロナウイルスワクチン接種対策室長佐藤克美君。 79: ◎新型コロナウイルスワクチン接種対策室長(佐藤克美君) お答えいたします。  今回の補正予算については、あくまでも65歳以上の方の分のみです。65歳未満の方については、当初予算で認めていただいております1億2,400万円の中でやりまして、ここの説明書にも薄く書かせていただいているんですが、64歳以下の早期完了に係る追加財源については今後配分される予定になっておりますので、今議会ではなく次の議会または12月のときに、また皆さんに上程をさせていただくというように考えておりますので、よろしくお願いいたします。 80: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 81: ◎9番(秋山善治郎君) この新型コロナウイルス対策という部分で今回予算された部分、歳入の部分で示された部分について補助金という形で今回予算されています。これは新型コロナウイルス感染症対応の地方交付金の臨時交付金分の中の一部なんでしょうか。それとも、それは全く別な形なんでしょうか。 82: ◎議長(菅原清喜君) 新型コロナウイルスワクチン接種対策室長佐藤克美君。 83: ◎新型コロナウイルスワクチン接種対策室長(佐藤克美君) お答えいたします。  これについては別でございます。体制補助金として交付されているものですので、こちらとしては別に考えております。 84: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 85: ◎9番(秋山善治郎君) そうしますと、今回予算化されたのは65歳以上の方の予算だと。実際に7月から接種が始まるのは60歳から64歳の接種が始まりますので、そこについては予算がまだ認められていないということなんですね。そこについて実際にこれはどういう形で、当初で予算されたということなんですかね。  もう一つ、その中でお伺いしたいのは、予算化された中で委託費が予算されています。それの中の人件費というのは、これは全部委託先の考え方で人件費というのは算定されるんでしょうか。全国一律の形でこの人件費が算定されているのかどうか、そこについてはいかがでしょうか。 86: ◎議長(菅原清喜君) 新型コロナウイルスワクチン接種対策室長佐藤克美君。 87: ◎新型コロナウイルスワクチン接種対策室長(佐藤克美君) お答えいたします。  最初に、まず65歳未満の方については、当初に認めていただいております新型コロナウイルスワクチン接種対策国庫負担金、そして新型コロナウイルスワクチンの体制確保補助金のほうで認めていただいている部分を使わせていただいて、そして不足分についてはまた国のほうから追加が来るということになっております。  そして、今回の人件費については、私たち市の職員の人件費プラス今度は今ワクチン接種の会場で従事しているスタッフの方々、この部分がこちらにあります集団接種会場の運営業務、この部分に当たりまして、あの方々と共に行うことによって市の職員の人件費は抑えられると考えております。 88: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 89: ◎9番(秋山善治郎君) 市の方の人件費を抑えられるけれども、集団接種会場の運営業務で委託する部分の人件費はかなり多くなっているのが現状なんですね。これは委託契約ということで気仙沼市は委託していますけれども、委託金額の部分についてはこれは入札で委託契約というのはしていくのですか。それとも、それは金額についてはもう手をつけられない形になっているのか、そこについてお願いします。 90: ◎議長(菅原清喜君) 新型コロナウイルスワクチン接種対策室長佐藤克美君。 91: ◎新型コロナウイルスワクチン接種対策室長(佐藤克美君) まず1点訂正させてください。  市職員の人件費は今回は入っておりませんでした。申し訳ございません。それと、入札に関しては、今回のコロナウイルスワクチン接種対策については、全て随契が国のほうから認められておりまして、当初コロナウイルスワクチン対策を立ち上げたときに、コールセンターを立ち上げたんですが、そこの業者がフルキャストというところなんですが、今その業者のほうで人材派遣も行っておりまして、そこに今一括で委託をしているところでございます。 92: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 93: ◎9番(秋山善治郎君) そうすると、随意契約するフルキャストと契約した場合は、そこでの人件費が全てそのまま決まってしまうと。そして、それは気仙沼市独自の部分は何もなくて、全国一律だと、こういう形の仕組みになっているのかどうか、確認したいと思います。 94: ◎議長(菅原清喜君) 新型コロナウイルスワクチン接種対策室長佐藤克美君。 95: ◎新型コロナウイルスワクチン接種対策室長(佐藤克美君) お答えいたします。  フルキャストという業者にお支払いしている部分については、全国一律というか、ほかの市町村から見ても妥当かなとは思いますが、今の段階では私たちも65歳以上の方々を7月末までに接種させるということで行っておりまして、その妥当性というところは大変申し訳ございませんけれども、今示されている金額については妥当と考えております。 96: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 97: ◎9番(秋山善治郎君) かなりの人数のスタッフがいないと実際に回せないというのが現実だと思うから、スタッフをしっかりと集めなければならない。そして、そのためには人件費についてもしっかりと見なければならないのかもしれないけれども、ただこれがこのままずっと来年まで続くとか、そういう状況になってくると、そこもかなりの金額になるのではないかと。そういうことは心配しなくていいんですね。それは今お支払いされている人件費については、ワクチン接種が終わるまでずっと続いていくものという形で見ていいでしょうか。どうでしょうか。 98: ◎議長(菅原清喜君) 新型コロナウイルスワクチン接種対策室長佐藤克美君。 99: ◎新型コロナウイルスワクチン接種対策室長(佐藤克美君) これは私たちも国のほうに再三お話はしていますが、やはり今秋山議員がおっしゃったとおり、これがずっと続くという、できれば早期に終了させるために努めますけれども、それまでの会場運営等についての人件費等については、しっかり予算要求をして確保していきたいと考えております。 100: ◎議長(菅原清喜君) 市長菅原 茂君。 101: ◎市長(菅原 茂君) 今回予算措置しました4億6,700万円に関しましては、現在フルキャストと行っている契約内容をベースに計算したものを国のほうに要求して満額通っておりますので、単価的な問題はないものだと理解をしております。一方で、この説明資料の2ページ目の下の図にありますように、既に我々は65歳未満の部分にももう踏み込んでスケジュールを出したわけですが、そのことにつきましてはこの図の下の2つの予算によってつなげていくということになりますが、今回65歳以上の人たちをこのペースでやっている状況の中では、さらなる予算措置は必ず必要だと認識していますので、どのタイミングかでそれをまとめて国に要求し、要求が認められるものだと思っておりますが、この集団接種というものにつきましては、ワクチンの供給量によってどこかで一旦の終結は行われるんだと思います。その後、接種残しみたいなことが出ないとは限りませんから、個別接種等で対応する時期がどのタイミングかで来ることになるのかなと予想しております。 102: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 103: ◎9番(秋山善治郎君) 60歳から64歳の接種会場の一覧表も示されていますが、これは8月10日まで示されています。現実には8月末までの会場を押さえたり、スタッフの確保も既に終わっているようでありますから、64歳以下の4,500人を対象にする以外の部分も、もう既に接種する段取りをしているんだと思うんですね。そういう流れについては今日は8月10日までが示されましたけれども、その次の流れについては、これはどういう形で示されていくことになるのか、そこについて考え方をお示しください。 104: ◎議長(菅原清喜君) 市長菅原 茂君。 105: ◎市長(菅原 茂君) 前回6月11日の議員全体説明会資料の5ページに、今回のワクチン接種に必要なワクチンの配分はこうなんですよということで示させていただいております。7月19日から7月26日の週で4,680回分が確保されたので、今回新たにスケジュールを発表することができました。この後、連続して続いていただくことが我々にとっては一番やりやすいし、早く終わることになります。  それで、その先がなかなか出てこないので、先頃小野寺衆議院議員が来られた際に、そのことを早くはっきりさせていただきたいんだという話をしました。そこから国のほうに、大臣に直接話したのではないかと思いますけれども、我々の前で電話しておられました。そのときにおっしゃっていたのは、実際に供給される1か月前にはお知らせしますからということで、ファイザーの数量については最後の分まで自治体分は確保されていますと。それで、実際の供給のタイミングの1か月前には必ずお知らせしますということは確認をすることができました。そのことが我々の今8月10日で60歳から64歳が終わることになっていますが、そこにかぶせて、その下の年齢の1回目がスタートするということになるかどうかというところまでの確認はできませんでしたけれども、数量は確保されているということでありますので、そこが連続するように注視してまいりたいと思います。 106: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 107: ◎9番(秋山善治郎君) 今日の予算を示されて64歳以下60歳までの分は示されました。ですから、今市長、1か月前からワクチンの搬入についても示される話はされましたが、そうすると、その流れは具体的には、次はいつですと説明できるような仕組みになっていくんでしょうか。今もう6月も終わるわけですから、次にこれらの説明はいつ頃になるのかについてお聞かせください。 108: ◎議長(菅原清喜君) 保健福祉部長小野寺憲一君。 109: ◎保健福祉部長(小野寺憲一君) ワクチンの供給の情報が来次第ということになります。そのワクチンが59歳以下の残りの分が全てとして情報が来るものか、あるいはそれがまたこまめに分けられて来るか、そこを見定めながら私たちは対象を区切るのか全部にするのかを検討して発表していくということになろうかと思います。 110: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 111: ◎9番(秋山善治郎君) 今回ワクチン接種でありましたけれども、新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金、これは気仙沼枠があと15億円ぐらい残っているんだそうですが、それらについて今後どのような形でこれは予算化されていくのか、もし分かっていたらお聞かせください。 112: ◎議長(菅原清喜君) 保健福祉部長小野寺憲一君。 113: ◎保健福祉部長(小野寺憲一君) 地方創生臨時交付金の歳入については企画部が担当しておるところでありますが、ワクチン関係について保健福祉部のほうでも情報を得ながらということになっていますので、私から答弁させていただきます。  地方創生臨時交付金については、その後の配分あるいは枠についての連絡はありません。 114: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 115: ◎9番(秋山善治郎君) 市町村課の資料という形で、県の市町村課のほうで示しているのではないでしょうか。ないと首を振っているので、ないんだと思いますけれども。だとすれば、後でまたやりますけれども、そのぐらいあるみたいなので、ぜひそこについての予算化をお願いしたいと思います。終わります。 116: ◎議長(菅原清喜君) 8番菊田 篤君。 117: ◎8番(菊田 篤君) 1点だけ、今回の接種事業の予算の中に、一旦案内を出して、そして申込みをしなかった、また再度案内を出して申込みがなかった、その人たちへのアプローチというのは、この予算の中に再度アプローチするのかどうか、そういう予算も含まれているのかどうか、確認したいと思います。 118: ◎議長(菅原清喜君) 8番菊田 篤君の質問に対し、当局の答弁を求めます。新型コロナウイルスワクチン接種対策室長佐藤克美君。 119: ◎新型コロナウイルスワクチン接種対策室長(佐藤克美君) お答えいたします。  前回6月11日の全体説明会の後に発送させていただきまして、アプローチをさせていただいたところ、やはり迷っている方、そして当時入院していた方々が退院されて、かかりつけの先生から接種していいよと言われた方々が約150人ぐらいまた増えて、接種の申込みをされております。通数が大体2,500通ほど出したんですが、そのうちの150人ほどが申し込んでおります。今私たちの中に、お電話いただいている中には、在宅でどうしても接種会場に行けないといった方々がいらっしゃいます。そういった方々については、医師会の先生方とも今話をしておりまして、先生方としては実際のところ在宅として接種しに行くにしても、経過時間の30分、15分ではなくそういった方々は30分見なくてはいけないとなると、ワクチンを持って歩くというのがちょっと難しいというのもありまして、今私たちとしては、そういった方々は介護タクシーを使っていただいて、ケー・ウエーブに来ていただくと。そして、ケー・ウエーブの裏にでも来ていただいて、そこにお医者さんと看護師さんが出向いて接種をするというような案内もさせていただいております。何とか7月10日までにそういった方々を御案内できるように努めていきたいと思います。今回の予算の中にはそこには含めておりませんので、よろしくお願いいたします。 120: ◎議長(菅原清喜君) 8番菊田 篤君。 121: ◎8番(菊田 篤君) 希望すれば、どなたでも受けられるワクチン接種だと思います。ただ、希望しても今のような話の方は、どうしても簡単に受けられないという状況にもあると思いますし、あるいは受けない、受けたくありませんという方々もいらっしゃると思います。ただ、ここまでしてやって、様々な公民館で申込みのお手伝いをしたりとかしているんですけれども、それでもアプローチがない方というのをどうしていくかというか、その数字ですね、私が懸念するのは、もしかするとそこに孤立の方であったり、それからひきこもりの方であったり、そういう方々が存在するのではないかなという、そういう懸念をしているんですけれども、その方々の扱いというか、どのように考えていくのか。その考え方だけ教えてください。 122: ◎議長(菅原清喜君) 保健福祉部長小野寺憲一君。 123: ◎保健福祉部長(小野寺憲一君) 最終的には個人の意思に基づくということでしかないと思っております。そこまで私たちが踏み込んで、連れ出す話にはならないかなと思っております。なお、65歳以上の接種については7月末で予約いただいた方々の2回目接種までは取りあえずは終わるんですが、その後、年齢が下がった形の接種事業がまだ続きます。その段階で65歳以上の中でも、やっぱり受けたいと、家族と一緒にとか、あるいはいろいろな形でまた世の中が接種のことで騒ぐことになりますので、そういった形で受けたいということであれば、それは可能でありますので、そういった形で対応してまいりたいと思います。 124: ◎議長(菅原清喜君) 8番菊田 篤君。 125: ◎8番(菊田 篤君) 今は接種のほうに専念しなければならないということだと思うんですが、徐々に落ち着いてきたときに、その人たちをどうしていくかというのはもう少し議論が必要かなと思っておりますので、ぜひ考え方の一部に含めながら進めていただければと思いますが、いかがでしょうか。 126: ◎議長(菅原清喜君) 保健福祉部長小野寺憲一君。 127: ◎保健福祉部長(小野寺憲一君) 様々本人だけでなく、その周りで支援をしていらっしゃる方々もそれはおりますので、いろいろな方々の協力をいただきながら勧奨はしてまいりたいと思ってございます。  なお、年度の予算ということになりますので、コロナワクチンの無料での接種というのは、国のほうは基本的に今年度の約束までしかしておりません。これが今年度受け忘れたから来年度といったときに、来年度無料で受けられるものか、あるいはインフルエンザと同じように個人負担が出るものか、そこはまだ決まっておりませんので、そういったアナウンスもまたなおプラスして、していきたいと思います。(「なし」の声あり) 128: ◎議長(菅原清喜君) これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。(「なし」の声あり)これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。議案第44号令和3年度気仙沼市一般会計補正予算は原案のとおり決することに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 129: ◎議長(菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、議案第44号は原案のとおり決しました。 130: ◎議長(菅原清喜君) 次に、総務教育、民生、産業建設の各常任委員会から、閉会中の所管事務調査報告書が提出され配付いたしておりますので、御報告いたします。 131: ◎議長(菅原清喜君) 次に、総務教育、民生、産業建設の各常任委員会及び議会運営委員会から配付のとおり、閉会中の所管事務調査付託の申出があります。  お諮りいたします。申出のとおりこれを承認することに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 132: ◎議長(菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、申出のとおりこれを承認することに決しました。 133: ◎議長(菅原清喜君) 以上で、提出されました議案の全部を議了いたしましたので、これをもちまして第118回気仙沼市議会定例会を閉会いたします。  大変御苦労さまでした。      午前11時57分  閉 会 ───────────────────────────────────────────
      地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。  令和3年6月28日                    気仙沼市議会議長  菅 原 清 喜                    署 名 議 員   熊 谷 伸 一                    署 名 議 員   小 山 和 廣 発言が指定されていません。 このサイトの全ての著作権は気仙沼市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) KESENNUMA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...